店舗識別の要件
複数の店舗(飲食店など)を所有するオーナー様が、各店舗にかかってきた電話を自分のケータイに転送する場合、どの店にかかったかを知りたいというニーズがあります。この目的は、電話に出る際に「はいOO店です」と出るためです。ボイスワープに比べて、圧倒的に便利でローコストな転送機能をご紹介します。
設定手順
転送時の発信者番号は初期状態では代表番号になっています。これを各自のダイヤルイン番号に変更することで識別が可能になります。
1. 管理画面から設定を変更します。
2. 管理者ログイン>情報>アカウント管理>内線の”Edit”
発信元番号を“代表番号”から"ダイヤルイン番号”に変更する
3. これにより、各店舗にかかってきた電話を、それぞれのダイヤルイン番号を発信者として転送が可能です。スマホのアドレス帳に各支店のダイヤルイン番号とその店舗名を登録しておけば、どこの店にかかってきた電話かを識別できます。
オーナー様のスマホ
オーナー様のスマホは、IP電話(ソフトフォン)でも、現在お使いのスマホやガラケーへの電話番号への転送のどちらでも可能です。一台のスマホで、すべての店舗にかかる電話をどこでも受信することができます。いつどこに転送するかは、カレンダー機能の日時指定と時刻指定より、自由にスケジューリングできます。
IP電話(ソフトフォン)の場合は
- 転送料金がかかりません。
- 電波状況の悪い場合、若干通話品質に問題がある場合があります。
携帯番号などへの転送の場合
- 転送分の通話料がかかります。
- 転送料金はボイスワープと同じですが、月額料金はかかりません。
- 通話品質には全く不安がありません。
- ガラケーでもご利用可能です。
NTTひかり電話 ボイスワープとの比較
月額500円
BはNTTひかり電話の通話料金で転送
携帯電話 16円/分
まとめてクラウドPBXの転送機能
転送機能は標準装備(月額無料)
BはまとめてクラウドPBXの通話料金で転送
携帯電話 16円/分
Bをソフトフォンで受信すれば転送料金不要
「まとクラ」最大の利点は転送設定が自由にスケジューリング可能
これが最大の利点です。あらかじめ登録する独自のカレンダーにより、営業日と休業日、営業時間内外で、綿密な転送設定がまったくの自動で運用できます。
ボイスワープ
「142」にダイヤルし、その都度設定と解除を繰り返し行う必要があり、非常に煩雑で、設定と解除を忘れてしまう
まとめてクラウドPBX
曜日単位での指定または固有のカレンダーを登録し休日と営業日を指定し、その時間帯の指定により、以下の自動応答手段を自在にスケジューリング指定できる
- IP固定電話で受電
- 転送(ボイスワープ相当)、IP固定電話の同時鳴動も可能(どちらでも取れる)
- アナウンス(音声案内、応答する音声は自由にアップロード可能)
- ボイスメール(留守録しメールで転送)
- 秘書代行(オプション契約で専用コンシェルジュが代わりにお伺いします)
独自カレンダー登録可能